2014年2月23日日曜日

岡崎少年愛護センター指導員大会

演題  忘己利他 もうこりた  密蔵院住職 田村圓心 

救いを求めている相手に、自分の物差しや色メガネは必要ない

相手の心の声を聴くことである。聞くではない。聴くである。

私の心の師である宮澤賢治の「じぶんを勘定にいれず」である。


つまり、己れを忘れるの忘己である。すなわち、即利他となる。

「じぶんを勘定に入れず」に成った時、人は、頼って来る。救ってほしいと。
そこには、損得を感じさせない、あなたが居る。

今、存在している一個の生命(いのち)は、全部の生命(いのち)

一個の悲しみは、全ての悲しみ。共に生きて、共に功徳を得たい。

そう言う私も、一隅の心のともし火でありたい。

2014年2月14日金曜日

びっくり今年二回目の雪

あなたの中の仏(優しさ)に会いに

六道輪廻の苦の世界
怒るも、笑うも、損得も、自己本位


仏の心に会いたいと、お授戒受けて、めぐりあい
己が仏に気がつけば、全ての縁のありがたさ

 
生老病死は、ままならぬ。念(おもう)にならぬ世界なら
もらった命に、ありがとう
いただく命に、ありがとう


まかせて、気づきにありがとう
残りの命に、ありがとう
念(おもう)にならぬ、欲ならば、少しの欲に満足し


損得すてて、分け与え、鬼とならずに、感謝され
仏様(お助け頂いた人)よと
手をあわされて


気づけば、己が苦しみが、取り除かれて、救われて
念(おもい)が、成ったと手をあわす


祈りは、心の仏なり
救いは、心の仏なり
世界は、すべて仏なり


共に生きる縁(えにし)なら
共に功徳も得くるなり